コラーゲンの摂取
食事から

コラーゲンを摂る目安としては、1日に5〜10gが良いとされています。
しかし、平均的な食事で得られるコラーゲンの摂取量は1日に3.5g程といわれています。基本的に足りていないのです。

ここで『何らかのサプリメントを摂り、不足分を補充をする』という事になるのですが、コラーゲンという物質は『体内で合成される物質』なので、毎日せっせとコラーゲンを意識した食事やサプリメントと摂ったとしても、それら全てがお肌のコラーゲンになっているのか?、というと残念ながらならないというのが本当です。

ではどうするすれば良いのでしょうか?。

『体内で合成される物質』である以上、食事も補助食品もバランス良く摂る事が大事です。
といいますのも『体内で合成される物質』という物は、あらゆる栄養素を利用し体が自分で作り出す物だからです。

具体的に御説明しますと

コラーゲンを摂る
↓↓
胃腸内でアミノ酸に分解
↓↓
体内の様々な部分に運ばれて行きます
↓↓
この運ばれてきたアミノ酸からプロリルヒドロキシラーゼという酵素を利用し体の様々な部分の必要なコラーゲンに作り変える。

という流れなのです。
そしてこの際に運ばれたアミノ酸がすべてお肌のコラーゲンになるわけではないのです。
プロリルヒドロキシラーゼという酵素もビタミンCにより機能します。
更に、
『胃腸内でアミノ酸に分解』される際に、食したコラーゲンが体に合っていなかったり、コラーゲンの分子量が大き過ぎるなどの問題があった場合は、胃腸に負担を掛け、その結果、吹き出物やニキビが出来たりします。

この様に、一言にコラーゲンの生成といいましても、とても複雑で難しい事なのです。
『食事も補助食品もバランス良く摂る』という事の大事さがお分かり頂けたかと思います。

では、コラーゲンを意識した食事やコラーゲンのサプリメントが、無駄なのか?。と申しますと、決して無駄とは思えません。
といいますのも、

@先にもお話しましたが、絶対的にコラーゲンの摂取量が少ない。
Aお肌以外にも骨などの大事な部分に行くアミノ酸も健康維持には絶対必要。
B体の各部に運ばれるアミノ酸が増えれば、お肌のコラーゲン生成に回される量も増える。
Cコラーゲンのサプリなどを利用した事により、お肌の状態の改善がされている方も大勢いる。

これらの理由から、やはりコラーゲンを意識した食事やコラーゲンのサプリメントが果たす役割は大きいと思います。
つまり、『コラーゲンを摂る』という事が目的ではなく、あくまで御自身の体をメインに考え、少しずつ体質改善へ向う為に、全てをバランス良く進める事が近道なのです(^-^)。


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