コラーゲンの歴史

生命体の体内にコラーゲンという物質が作り出される様になったのは、今から6〜8億年ほど前の地球に存在していた単細胞生物からだと言われています。

元々コラーゲンには細胞同士を接着する力があったので、これにより単細胞生物から進化し、多細胞生物への道が開ける事になったのです。


人間がコラーゲンを利用する様になったのは、5000年程前のエジプト文明の時代だといわれています。
今の様にコラーゲンとしではなく、ゼラチンに加工された物を使っていました。
この時は接着剤として利用され、今のように食したり、お肌に塗る様な事はしなかった様です。
日本語では、膠(にかわ)というものですね。今でも高級な家具や楽器の製作に欠かせない接着剤です。

一般的に使われる様になったのは、17〜18世紀のヨーロッパだと言われています。
この頃、イギリスやオランダで工場生産が始まりました。

日本へは、20世紀に入ってから輸入されました。
つまり日本では、まだ100年くらいの歴史なのですね。

今では、美容や健康への効果も多く発見され、更に、癌や生活習慣病を防ぐ為にコラーゲンを利用した研究などもされる様になってきています。


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