マリンコラーゲン?

マリンコラーゲン(別名、フィッシュコラーゲン、海洋性コラーゲン、魚由来コラーゲン)が、動物性コラーゲンより良いと聞いたのですが・・・?。

といった様なメールを時々頂く事が御座います。

ここで先に、マリンコラーゲンと動物性コラーゲンの違いをご説明したいと思います。

この2種類の違いは、抽出する原材料の違いです。

マリンコラーゲンは、魚のうろこ、内臓、骨、皮、などから抽出します。

動物性コラーゲンは、豚や鳥などの、皮膚、骨、とさか、などから抽出します。

マリンコラーゲンの方が、吸収が早い、匂いや癖がない、安全、しかし熱に弱い(この特性のおかげですぐに分解され、胃腸に負担がかかりずらいのですが)。

動物性コラーゲンの方が、純度が高い、熱に強い、カルシウムなども補える、しかし、胃腸に負担をかけ、吹き出物などが出来る可能性が高い。

などといわれています。

しかし、どうであれ、摂取されたコラーゲンは、(一部は、ペプチドの状態で血液の中にとどまる様ですが)大部分が体内でアミノ酸に分解されてから吸収されます。
この理論で考えますと、マリンコラーゲンも動物性コラーゲンも、食後、体内でアミノ酸に分解されれば、同じ状態になるわけです。
(当然、この分解の過程で、体に合う、合わない、といった問題から、体に異変をきたす事はあると思います。)

ですから、何から抽出されたのか?。ではなく、アミノ酸に分解された後の事を考えた方が良いような気がします。

お肌の問題を起こす原因になっていた、不足しているアミノ酸を、コラーゲン製品を食した事により、偶然に補い、その結果、お肌の健康を取り戻す事に成功し、その現象を宣伝文句に使っているかもしれないからです。

ではそのアミノ酸のお話なのですが、実はアミノ酸は、多数存在しています。
アミノ酸という物質は1種類しかないイメージがあるのですが、それは事実ではありません。

その多数あるアミノ酸の中で、コラーゲンに関係するアミノ酸は、5種類だといわれています。
それぞれの名前は、

アルギニン
グリシン
アラニン
プロリン
リジン

となっています。

次のページから、それぞれのアミノ酸をご説明してまいります。

それぞれの機能や特徴を参考になさって、ご自身のお肌へのケアにお役立て下さい。


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